MCDN

第六回定期勉強会「創造性を育む場としてのミュージアム」

※こちらにお申し込みいただいた方で、参加登録完了メールが送信できない方がいらっしゃいます。(おそらく、受信するメールアドレスの制限をされているのかと思います)現時点で登録完了メールを受け取っていない方、お心当たりが有る方は、受信制限を解除した後info@mcdn.jpまでご連絡いただくか、当日の詳細の場所を下記に記載しましたので、ご参照ください。(7.22時点)



ご無沙汰しています、事務局長山本です。

少し間があいてしまいましたが、久しぶりにMCDN定期勉強会を実施いたします!
場所が今までの慶應大学から、金沢工業大学大学院(虎ノ門キャンパス)に変更になりましたのと、応募方法が変わりましたのでご注意ください。

皆様のお越しをお待ちしております。
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工業社会が行き詰まりをみせ終焉して以降、人の創造性や知恵が最大の資産として考えられるようになって久しいです。そうした考えから、人生のある一定時期に学校などで受動的に知識を教わる「教育」ではなく、「教育」以外のもの……小さい頃から大人になってまで続く「学び」、自分で考え、新しい物を生み出していく力の重要性が注目されるようになりました。
ミュージアムは、そういった学習が行われる場のひとつとして捉えられていますが、実際には、どうすれば豊かな人生の学びの場となるか、試行錯誤と日々実験が続けられている状態だと言えると思います。

今回のMCDN定期勉強会では、フィンランドにてミュージアム、図書館からメディア教育、自然学校などなどを実際に取材し、「学びのデザイン」がいかになされているかを研究、先日書籍を出版された大橋香奈さん、裕太郎さん(ユタカナ(yutakana.org))をお呼びいたしました。
フィンランドと言えば、北欧の小国ながら人々の学力が高いことで有名ですが、そのような国でどのように「学びのデザイン」が実施されているかをお聞きし、皆さんと議論できればと思います。

※今年6月に出版された書籍はこちら
フィンランドで見つけた「学びのデザイン」』(フィルムアート社)

■日程:7月28日(木)19時開場 19時30分開始(21時30分終了予定)

■場所:金沢工業大学大学院 虎ノ門キャンパス13F会議室
(港区愛宕1-3-4 愛宕東洋ビル)

※当日はエレベーターにて13Fに直接お越しください。

■会費:2,000円

■参加申し込み方法
下記ページの右にあるフォームから下記記載の上、お申し込みください。
http://fly8.jp/mcdn/
・お名前(必須)
・ご所属(必須)
・事前に聞きたいこと、話し合いたいこと、大橋香奈さん、裕太郎さんへのご質問等ありましたら併せてお願いいたします。(任意)
※お名前とご所属は参加者の皆様に配布いたしますことご了承ください。

■応募締切
7月25日(月)中

■講師プロフィール
大橋香奈(おおはし・かな)
1981年東京都生まれ。慶應義塾大学SFC渡辺靖研究会で文化人類学を学び、アルゼンチンを拠点にフィールドワークを重ねた。同大学卒業後サントリーホールディングス株式会社に5年半勤務し、健康食品のブランドマネージャーを経験。2009年に夫・裕太郎のフィンランド赴任に伴い同社退社。ユタカナ(yutakana.org)を主宰し、夫とともに「豊かな人生」をテーマにプロジェクトを企画・実施している。2011年英国のMet Film Schoolにてドキュメンタリー制作を学ぶ。文章、写真、映像で「人」の物語を伝えることをライフワークにしている。

大橋裕太郎(おおはし・ゆうたろう)
1981年福島県生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了、博士(学術)取得。子どもの「遊び」と「学び」をテーマにしたプロジェクトを実施し、グッドデザイン賞、キッズデザイン賞(いずれもコミュニケーションデザイン部門)、文部科学省インターネット活用教育実践コンクール実行委員会賞(社会教育部門)など受賞。2009年から1年半ヘルシンキ大学教師教育学部メディア教育研究グループで研究員として活動。2011年ロンドン大学ナレッジラボにて訪問研究員として研究を実施。より多くの人がこれまで知らなかった自分の好きなこと、得意なことに気づき、
可能性を広げることができる「学び」を追究している。