MCDN

3/29(火)「アートと民主主義、そして日本の未来」議論内容の追加と進行予定

[3/28追記]
スピーカーとしてご出席予定でした建畠晢さんが、急遽ご予定によりご参加が難しくなりました。
前日のご案内となり申し訳ございませんが、ご理解のほどお願い申し上げます。

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事務局山本です。
前回エントリでも発表したとおり、3月29日(火)の大阪でのイベント『アートと民主主義、そして日本の未来 Vol.2』は、予定どおり実施いたします。
ただし、もともと予定していた「都市の経営資源としての文化施設・アーティストの機能」というテーマに加え、特に後半、「災害時のアーティスト、文化施設、アーティストと社会」という課題にも触れたいと考えております。

今回、出席してくださる建畠晢さんが館長を務められていた国立国際美術館は「全国でも唯一地下にある国立美術館」です。防災という視点からは非常に課題を抱えている美術館ともいえます。
なぜ、地下につくることになったのか、その経緯をお話していただくことで、日本の美術館、博物館他文化施設が今後議論しなければならない点を明確にしていければと考えております。

また、観光学がご専門の武内一良さんには、観光、ホテル経営などの観点でのリスクマネージメントのメソッド等、文化施設経営に参考になる視点をいただければと考えております。

下記、当日のおおよその進行予定になります。ご参考になさってください。

イベントの申し込みは今週金曜までとしておりましたが、震災以降の告知活動などを控えていたこともあり、27日の日曜いっぱいまで受け付けます。

※参加申し込み方法:info(at)mcdn.jp まで、下記事項をご記入の上「3/29イベント参加希望」のタイトルでご応募ください。
・お名前
・メール・アドレス
・ご所属
※お名前とご所属は参加者の皆様に配布いたしますことご了承ください。

なお、関西ウォーカーTVにてUST配信も予定どおり行います。
いらっしゃれない方は是非こちらでご参加くださいませ。
http://p.tl/GwKD
※ご感想やご意見などはツイッター・ハッシュタグ #MCDN もしくは #kwtv でご発言ください。

皆様のご参加をお待ちしております。

■当日の進行の流れ

13時30分~14時:今回の地震について、パネリストの皆さんがそれぞれの思い、関係する支援活動などについて紹介

14時~14時20分:椿昇氏によるプレゼン
※ 建畠氏ご到着予定

14時20分~15時10分:椿さんへの岩渕コメント、パネリストからのコメント

15時10分~16時:「災害時のアート、文化施設、アーティストと社会」
*15時30分~はフロア、ソーシャル・ストリームからの質問を反映しつつ。

以上

MCDNはチャリティ活動「ACT FOR JAPAN」に協力いたします



事務局山本です。

この度、2011年3月11日(金)に発生しました東北地方太平洋沖地震により、被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。また、各地で起こっている美術館、博物館、劇場をはじめとする文化施設、作品への被害、および今後の復興への道のりの険しさを大変重く受け止めております。今も救援・復旧活動に携わっている現地の関係者の皆様のご無事をお祈りしております。

MCDNでは、被災された方々への救助・復興に少しでもお役に立てるよう、また今後の日本における芸術活動が一日でも早く復興されるよう、チャリティ活動「ACT FOR JAPAN」に協力することを決定いたしました。

「ACT FOR JAPAN」は震災後に有志にて立ち上げた、アーティスト、クリエイターによる被災地のためのチャリティー支援団体です。
Facebook にページがありますので、下記をご参照ください。

ACT FOR JAPAN

現在、以下の2つを軸に、ボランタリー参加のメンバーによる実行委員会で準備を進めています。

1. アーティスト、クリエイターによるチャリティーオークションの開催

2. 様々なチャリティーの動きのまとめ+作品購入による寄付プラットフォーム制作

MCDNの岩渕、山本とも実行委員会に参加し、上記をいち早く完成させ、一日でも早く義援金を適切な団体に送り、救援・復興に活用されることを目指しております。また、MCDNにて今後(最低6ヶ月間)実施いたします各種イベントの利益の一部やギャランティなどを、その都度 ACT FOR JAPAN に寄附することを決定いたしました。(そのたびにご報告いたします)

本活動にご関心有る方、主旨にご賛同いただけ活動に参加を希望される方いらっしゃいましたら、是非、上記Facebookページから、もしくは info@mcdn.jp にて名乗りをあげてくださればと思います。

<義援金口座のご案内>
また、義援金口座も開設いたしました。

三井住友銀行 目黒支店(店番号 694)
普通預金 7119811
口座名義 ACT FOR JAPAN 事務局担当 山本純子

義援金のご協力いただける方は上記口座よりお送りください。ACT FOR JAPANでは、今から3ヶ月間は人道支援を優先課題とし、有効に活用していただける団体へ寄附いたします(具体的な寄附団体は現在、専門家をふまえ慎重に検討しております。決定次第 ACT FOR JAPAN サイトで発表いたします)。またその後は、被災地域のアーティストの生活再建を優先課題とし、被災した美術館、博物館、劇場などの復興のために皆さまの義援金を役立てていきたいと考えています。

<3/29のイベントに関して>
なお、3月29日(火)に予定されている大阪でのイベント「アートと民主主義、そして日本の未来第二弾」は予定どおり開催いたします。
今回の震災を受け、少々討論内容を変更する可能性がありますが、基本的には「都市の経営資源としての文化施設・アーティストの機能」を議論する予定です。
関西ウォーカーさんのご協力によるUST配信も行われますので、当日会場にいらっしゃれない方も是非ご参加ください。

「観測史上最大規模」と呼ばれる震災により、特に被災された地域、そして日本全体の芸術・文化は岐路に立たされていると言えます。芸術の灯を日本から消さないことを使命とし、MCDNはこれからも活動をしていきたいと考えております。
皆様のご協力をお願いいたします。

※転載歓迎です。

MCDN in 大阪:アートと民主主義、そして日本の未来第二弾

[3/28追記]
スピーカーとしてご出席予定でした建畠晢さんが、急遽ご予定によりご参加が難しくなりました。
前日のご案内となり申し訳ございませんが、ご理解のほどお願い申し上げます。

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事務局山本です。

MCDN3月企画のお知らせです。

今月は初の MCDN 関西進出!
現代芸術家であり京都造形芸術大学教授でもある椿昇さんのご協力により、京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科との共同主催にて大阪での開催が実現しました。
3月29日(火曜)13時30分より、昨年11月に法政大学で開催し、会場、USTを含めたくさんの方にご参加をいただきました「アートと民主主義、そして日本の未来」を大阪・梅田で開催します!
※アートと民主主義、そして日本の未来第一弾の報告およびイベント内容全文テキスト書き起こしはこちら
報告
イベント内容全文書き起こし

今回はサブタイトルを「都市の経営資源としての文化施設・アーティストの機能」とし、冒頭の問題提起プレゼンテーションは椿さんから行っていただくことになりました。また、ゲスト・スピーカーとして、劇場プロデューサーとしてビジネスとしての舞台芸術の成立を目指している小原啓渡さん、観光研究をご専門とされている武内一良さん、地域メディアからの立場として『関西ウォーカー』編集長玉置泰紀さんのご参加が決定しております。

アーティスト、地域メディア、観光研究等さまざまな角度から考える都市経営とは?
日本における「美や芸術の循環システム」とはどのようなものが考えられるか? 
そのシステムづくりには何が必要で、実際現場ではどのような萌芽があるのか?
等に関して、皆様と議論できればと考えております。
急に決定した企画ということもあり、開催時間が平日の午後と特に社会人の方にはやさしくない設定になりましたが、今回「関西ウォーカーTV」にてUST配信、アーカイブも予定しております。皆様、オフライン・オンライン共々、ふるってご参加ください!

■タイトル:

「アートと民主主義、そして日本の未来 Vol.2 in 大阪」
〜都市の経営資源としての文化施設・アーティストの機能〜

■開催日時:3月29日(火)13:30〜16:00
当日「関西ウォーカーTV」にて山村和久さんによるUST配信予定
http://p.tl/GwKD
※ご感想やご意見などはツイッター・ハッシュタグ #MCDN もしくは #kwtv でご発言ください。

■会場:大阪・梅田、富国生命ビル 京都造形芸大サテライト・キャンパス
大阪市北区小松原町2-4
http://www.kyoto-art.ac.jp/other/access03.html
※詳細な場所は参加登録された方にメールでお伝えいたします。

■ゲスト・スピーカー(五十音順)

・小原啓渡さん(アートコンプレックス統括プロデューサー/大阪市立芸術創造館館長/大阪府府民文化部参与)
・武内一良さん(実践女子短期大学教授) 観光学
・建畠晢さん(京都市立芸術大学学長)→ご欠席となりました ※3月28日(月)追記
・玉置泰紀さん(関西ウォーカー編集長)
・椿昇さん(現代芸術家/京都造形芸術大学教授)

チェア:
岩渕潤子(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授/MCDN代表) 美術品蒐集史、美術館運営、ミュージアム情報デザイン

■料金:一般:2,000円、学生:1,000円(京都造形芸大生:無料)

■定員:60名

■参加申し込み方法:info(at)mcdn.jp まで、下記事項をご記入の上「3/29イベント参加希望」のタイトルでご応募ください。
・お名前
・メール・アドレス
・ご所属
※お名前とご所属は参加者の皆様に配布いたしますことご了承ください。

■申し込み締切
3月25日(金)中迄

■主催:京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科、MCDN(Museum Career Development Network)

■現在予定している議論のコアとキーワード(今後、追加・更新していきます)

★芦屋市立美術博物館学芸員全員退職から新体制へ
学芸員が一斉退職へ 芦屋市立美術博物館 (2011.2.19 神戸新聞)
芦屋市立美術博物館:館長に市婦人会会長が就任へ /兵庫(3.5.2011 毎日新聞 地方版)

★芸術とアーティストと都市形成に関わる試み一例

ホテルアンテルーム
SANDWICH
北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想
取手アートプロジェクト