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MCDN11月企画第二弾:第二回&第三回MCDN定期勉強会

引き続き、11月の予定第二弾です。

※第一弾"日本の博物館・美術館制度に未来はあるのか?" はこちら

10月末に開催予定にしていた勉強会ですが、1ヶ月延期になり11月開催になりました。が、今月は2回実施いたします!

11/25(木)はミュージアムエデュケーションプランナー大月ヒロ子さんをお迎えし、「ミュージアムの教育プログラム -大きな期待と厳しい現実の先に-」をテーマとした勉強会、
11/29(月)には、日本の多くの博物館・美術館の音声ガイドを制作している瀬川律子さんをお迎えし、「音声ガイド ~解説と感動の関係性」と題した勉強会を実施します。皆様奮ってご参加ください!

詳細は以下を御覧ください。

(そしてさらに! 11月中にもうひとつ新企画を準備しております。
こちらは近日中に発表できると思います。)

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★第二回MCDN定期勉強会
「ミュージアムの教育プログラム -大きな期待と厳しい現実の先に-」

講師:大月ヒロ子さん(ミュージアムエデュケーションプランナー)

<概要>
~現在、博物館学の中でも美術館教育分野は注目され、それを勉強する人々も確実に増えている。しかし、イメージと現実のギャップはないのか? 大きな期待を背負っている今こそ、もう一度原点に立ち戻って、その目的や、かかわる人々の姿勢を検証する必要があるのではないか?~

 MCDNの第一回勉強会「ITを使った美術館教育を考える」では、ミュージアムにおけるWEB活用の中でも、美術館における大事なミッションとして常に重要視され続けている教育分野に関し、美術館教育の研究者である大髙幸さんや、グッゲンハイム美術館教育分野ディレクターSharon Vatsky氏をお迎えし、「美術館教育とは何か」について考えていきました。
 第二回は、学芸員として数々のワークショップ企画に携わった後独立、現在はミュージアム・エデュケーション・プランナーとして数々のミュージアム企画運営コンサルティングやワークショップ企画・運営をなさっている大月ヒロ子さんをお迎えし、さらに「美術館教育とは何か。何を目的に、誰を対象して言っているのか?」を掘り下げていきます。引き続き、ソーシャル・メディアやネットを利用したプロジェクトについても触れていく予定です。

 長い間現場に関わられている大月さんから見た「本音」の部分もふんだんに語っていただき、参加者の皆さんと大いに議論できればと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。

■日程:11月25日(木)19:45~21:30 受付19:15~ ※通常より15分遅くの開始になります。
■場所:慶応義塾大学 三田キャンパス ※詳細な場所は参加登録された方にメールでお伝えいたします。
■募集人員:20名
■会費:2,000円
■参加申し込み方法:info(at)mcdn.jp まで、下記事項をご記入の上「11/25勉強会参加希望」のタイトルでご応募ください。応募締切11/19(金)まで。
・お名前
・メール・アドレス
・ご所属
※お名前とご所属は参加者の皆様に配布いたしますことご了承ください。

■講師プロフィール
大月ヒロ子

有限会社イデア代表取締役、ミュージアム・エデュケーション・プランナー。板橋区立美術館学芸員を経て、独立。ミュージアムの企画開発、運営コンサル、ハンズオン展示、人材育成など幅広く手がける。大阪府立大型児童館ビッグバン総合プロデューサーとして企画運営部門を受託。教育プログラムや移動ミュージアムの開発を行った。現在はコミュニケーションを誘発する学びの空間デザイン、海外の日本企業が行うCSRとしてのワークショップ開発やラーニングデバイスデザイン、企業のデザイン開発プロジェクトにおいてキッズワークショップを効果的に取り入れる新手法を構築している。
日本デザインコンサルタント協会会員http://www.design-consul.net/members/profile/prof06.html

★第三回MCDN定期勉強会
「音声ガイド ~解説と感動の関係性」

講師:瀬川律子さん(株式会社アートアンドパート代表取締役)

現在、国内外ほとんどのミュージアムで導入されている音声ガイド。ここ数年は、内容がさらに充実し、無料で提供するミュージアムも増加してくるなど、注目はさらに高まっていると言われています。また、ミュージアムで利用するモバイル・メディアという意味では、ミュージアム側が提供するiPhoneアプリやiPadアプリなども急激に数を増やしています。
しかし、そもそもミュージアムにおける音声ガイドを中心としたモバイル・メディアとは、どのような役割があるのでしょうか。ただ、「作品にまつわるトリビアルな情報」を聞いたりするだけではない、ミュージアムと来館者を結ぶコミュニケーションの役割がそこにはあります。
第三回定期勉強会では、国立、私立含め数多くの美術館・博物館の音声ガイドを長年制作してきた株式会社アートアンドパートの代表取締役瀬川律子さんに、ミュージアムにおける音声ガイドやモバイル・メディアの教育的役割や今後の展開のお話などをしていただきます。

また、瀬川さん自身、ミュージアムを取り巻く分野で株式会社として長年事業をやられていらっしゃるという面から、キャリア・デベロップメントのお話も伺えるかと思います。奮ってご参加ください。

■日程:11月29日(月)19:30~21:30 受付19:00~
■場所:慶応義塾大学 三田キャンパス ※詳細な場所は参加登録された方にメールでお伝えいたします。
■募集人員:20名
■会費:2,000円
■参加申し込み方法:info(at)mcdn.jp まで、下記事項をご記入の上「11/29勉強会参加希望」のタイトルでご応募ください。応募締切11/23(火)まで。
・お名前
・メール・アドレス
・ご所属
※お名前とご所属は参加者の皆様に配布いたしますことご了承ください。

■講師プロフィール
瀬川律子

東京女子大学心理学科卒業後、ソニーのオーディオ商品企画室を経て、多摩美術大学修士課程芸術学科を修了。その後、白石コンテンポラリー・アートに入社、東高現代美術館、NICAF横浜、企業美術館の展覧会企画やプロデュース、美術記事の執筆などに携わる。1995年秋にアートアンドパートを設立。現在は、音声ガイドサービスを中心に、コンテンツの執筆、制作、運営にいたるまで、広く提供している。

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