7/31『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』特別上映会&プレ・トーク実施しました
事務局山本です。
報告遅くなりましたが……
7月31日(土)に『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』の特別上映会&プレ・トークを BankART Studio NYKにて開催しました。
当初は会場の都合上、定員40名限定でしたが、当日は50名以上の方のご参加がありました。急遽席を足しましたが、プレ・トークは立ち見が出るほど。
中には「プレ・トークが魅力的だから」「地元で公開されるかが未定だから」という理由で遠方からお越しいただいた方もいらっしゃいました。
毎度ながら、ありがとうございますー!!

プレ・トークは、ゲストにBankART 1929代表の池田修氏と建築設計事務所みかんぐみの曽我部昌史氏を迎え実施しました。
ドキュメンタリー上映前のイベントということで、トークする側も「ネタバレ」をしないよう気をつけながらも、実際に「都市と建築」に関わっているお二人ならではのお話がバシバシと。
「アムステルダムで起こっている状況と日本で起こりがちな状況の違い」「パブリックのプライベート化」、「(会場となったBankART Studio NYKのある)横浜の独自性」などが議論されました。
当日、一部参加者の方が内容に関してツイートしてくださったものを簡単にまとめたものは下記をご参照ください。
(私が把握していないツイートもあると思うので、自由に編集してくださって構いません)
7/31/10『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』上映会でのプレ・トーク

会場からの質問も活発で、美術館等施設と公共、都市と美術館などへの参加者の皆さんの関心の高さが伺えました。
45分のプレ・トーク終了後、上映会へ。

映画の内容は、8月21日以降の公開を是非みていただくとして……。(劇場情報はコチラ。順次追加予定だそうです)
上映終了後は拍手も起こり、配給のユーロスペースのご担当の方も喜んでおりました!
最後に、メールでいただいたご感想を、ご本人のご承諾を得た上でひとつご紹介させていただきます。
ご感想、ありがとうございます! まさに「何かを考えるきっかけ」となる作品だと思います。
たしかに、このドキュメンタリーはオランダという日本と土壌も背景も違うところで起こっている騒動ですし、あくまで監督のフィルターを通した「一側面」を描いているものでしかありません。でも、実際に観てみると、意外なほど遠いオランダのこととは思えない「身近さ」を感じると思いますよ。
作品中には、経営会議や市民たちの集会のみならず、展示に関する学芸員同士の会議や、修復の様子なども描かれています。美術館(や、その他文化施設)に関心がある方は今回ご覧になられなかった方も機会があれば是非劇場に足を運んでみてくださいね。
さて、MCDNでは次の企画、そして秋以降に向け、着々と動いております。
以前発表している8月28日(土)のワークショップ情報含め、今月いくつかお知らせすることがありそうです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!
報告遅くなりましたが……
7月31日(土)に『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』の特別上映会&プレ・トークを BankART Studio NYKにて開催しました。
当初は会場の都合上、定員40名限定でしたが、当日は50名以上の方のご参加がありました。急遽席を足しましたが、プレ・トークは立ち見が出るほど。
中には「プレ・トークが魅力的だから」「地元で公開されるかが未定だから」という理由で遠方からお越しいただいた方もいらっしゃいました。
毎度ながら、ありがとうございますー!!

プレ・トークは、ゲストにBankART 1929代表の池田修氏と建築設計事務所みかんぐみの曽我部昌史氏を迎え実施しました。
ドキュメンタリー上映前のイベントということで、トークする側も「ネタバレ」をしないよう気をつけながらも、実際に「都市と建築」に関わっているお二人ならではのお話がバシバシと。
「アムステルダムで起こっている状況と日本で起こりがちな状況の違い」「パブリックのプライベート化」、「(会場となったBankART Studio NYKのある)横浜の独自性」などが議論されました。
当日、一部参加者の方が内容に関してツイートしてくださったものを簡単にまとめたものは下記をご参照ください。
(私が把握していないツイートもあると思うので、自由に編集してくださって構いません)
7/31/10『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』上映会でのプレ・トーク

会場からの質問も活発で、美術館等施設と公共、都市と美術館などへの参加者の皆さんの関心の高さが伺えました。
45分のプレ・トーク終了後、上映会へ。

映画の内容は、8月21日以降の公開を是非みていただくとして……。(劇場情報はコチラ。順次追加予定だそうです)
上映終了後は拍手も起こり、配給のユーロスペースのご担当の方も喜んでおりました!
最後に、メールでいただいたご感想を、ご本人のご承諾を得た上でひとつご紹介させていただきます。
私は一般行政職員として辞令を交付されている、学芸員資格保持者で、それっぽい仕事をしています(キュレーターと言えるようなものではない)。
プレトークも含め 改めて【公共】を考えさせていただきましたが、どの立場の意見もわかる というか 複雑な心情でした。
行政の中にいると、あまりにも多くの「声」に翻弄され、何を一番大切にしなくてはいけないのか 見失ったり 大きな声に流されたり そんなことがしょっちゅうです。訳のわからない「政治的配慮」も。
市民と対立するのではなく、より良い社会を形成するためにどうしたらいいのか、それぞれが何をすべきか、建設的に話合いができるような社会にするには どうしたらいいのか・・・。
例えばこの映画をきっかけに、それを考える人が増えてくれたらいいなと思いました。(中略)
この映画を知る機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。
ご感想、ありがとうございます! まさに「何かを考えるきっかけ」となる作品だと思います。
たしかに、このドキュメンタリーはオランダという日本と土壌も背景も違うところで起こっている騒動ですし、あくまで監督のフィルターを通した「一側面」を描いているものでしかありません。でも、実際に観てみると、意外なほど遠いオランダのこととは思えない「身近さ」を感じると思いますよ。
作品中には、経営会議や市民たちの集会のみならず、展示に関する学芸員同士の会議や、修復の様子なども描かれています。美術館(や、その他文化施設)に関心がある方は今回ご覧になられなかった方も機会があれば是非劇場に足を運んでみてくださいね。
さて、MCDNでは次の企画、そして秋以降に向け、着々と動いております。
以前発表している8月28日(土)のワークショップ情報含め、今月いくつかお知らせすることがありそうです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!


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