7/19「赤ちゃんと一緒に美術館にいこう! Vol.1」開催しました
MCDN事務局長山本です。
さて、去る7月19日(月・祝)、原美術館にて「赤ちゃんと一緒に美術館にいこう! Vol.1」が開催されました。これは、3歳ぐらいまでお子さんをお持ちのパパ・ママを対象に、ベビーカーで美術館内に入ってもらって赤ちゃんともども展覧会を楽しんでもらおう!という主旨で企画されたイベントで、今回は第一回のテストケースということで基本的に一般告知はせず、関係者の知り合いを中心にクローズドで開催されました。
それでも、口コミを含めたくさんの方々からお問い合わせがあり、最終的には約25組のパパ・ママ・お子さんに参加をしてもらいました。(お断りさせていただいた方々もかなりいらっしゃいます……次回以降は必ず!)
今回の対象展覧会は、現在、原美術館で開催中の『ウィリアム エグルストン パリ-京都』。1970年代にカラー写真の可能性を切り開いたアメリカのフォトグラファーの、日本の美術館では最初の個展として人気を博している展覧会です。カラフルな作風、作品の一部に京都という馴染みのある風景の写真があること、写真だけではなく一見小さい子供の落書きを思わせる素朴なドローイングもあることから、今回、対象として選ばせていただきました。
さて、イベント当日。一般のお客様が入場する前の時間帯での開催だったため、朝早い集合時間でしたが、ぞくぞくとベビーカーでお子さんを連れてきたパパ・ママが原美術館へ集まってきました!
今回、原美術館さんには特別に、授乳ルームや荷物を置くスペースを用意していただきました。それらの注意事項を今回、ご尽力いただいた学芸員の方からご説明頂いた後、早速美術館の中へ。
美術館の中では、展覧会の担当学芸員の方から、展示自体のレクチャーがありました。
3歳以下のちびっ子たちがたくさんいるので、もちろん、途中話したり、泣いたり、走りまわったりがありますけど、みんながお子さん持ちなので、そこはお互いにわかりあって、助け合って、という雰囲気。
10分ほどのレクチャーが終了した後は、自分たちのペースで館内を閲覧できる自由時間となりました。
疲れたら、休憩スペース、授乳スペースへ、気分転換をしたい時は中庭へ、と、お子さんたちとの時間を楽しむパパ・ママたち。

親子交流の姿も見られました。
アンケートによると、今回参加された方々は全て月に数回~数カ月に1回は美術館や劇場に足を運んでいたけれど、お子さんができてそれもなかなかできなくて……という人たちでした。
そういう親同士の共通の感覚もあったのかもしれませんね。

子供たちは子供たちで自由に楽しんでいました。
作品だけでなく、階段や、芝生や、石ころも大好きなんですね。

そんなこんなで、予定していたイベント時間1時間はあっという間に終了。最後はアンケートにもご協力いただきました。いろいろと不手際な部分もあったと思いますが……、終始、パパ・ママ・お子さん、そして運営スタッフの笑顔があふれるイベントでした!

今回のイベントを通じて、そしてアンケートを拝見しても、こういった気兼ねなく子供と美術館を楽しめる機会は多くの方に望まれているのだなあと実感しました。同時に、ご両親とお子さんの立場にたった細かいケアやさらによい企画内容が必要なこともわかりました。今回でたご意見や運営の中での反省点をふまえ、MCDNでは今後も同様の企画を行っていきたいと考えています。
最後になりましたが、今回は、原美術館の担当学芸員の方に、館内の調整、運営準備を含め、大変ご尽力いただきました。お忙しい中本企画をご快諾たいだき、終始「いいイベントにしましょう!」といろいろご提案・ご準備いただき、本当に感謝しております。
また、第一回ということもあり、不備なところもありましたが、助け合って積極的に楽しんでいただいた参加者の皆様もありがとうございました。
実は、他の美術館さんからも同様の企画をやりましょうというオファーがきていたりもしますので、もしかしたら、早晩第二弾が実施できるかもしれません! というか、実施できるべく、早速動いていく予定ですので、ご興味おありの方は引き続きMCDNサイトをチェックしていてくださいね。
今後も、いろいろ企画盛りだくさんのMCDNです!
*写真掲載については、美術館、参加者の皆さまから本ブログでの報告を目的として使用許諾を頂いております。転載不可。
さて、去る7月19日(月・祝)、原美術館にて「赤ちゃんと一緒に美術館にいこう! Vol.1」が開催されました。これは、3歳ぐらいまでお子さんをお持ちのパパ・ママを対象に、ベビーカーで美術館内に入ってもらって赤ちゃんともども展覧会を楽しんでもらおう!という主旨で企画されたイベントで、今回は第一回のテストケースということで基本的に一般告知はせず、関係者の知り合いを中心にクローズドで開催されました。
それでも、口コミを含めたくさんの方々からお問い合わせがあり、最終的には約25組のパパ・ママ・お子さんに参加をしてもらいました。(お断りさせていただいた方々もかなりいらっしゃいます……次回以降は必ず!)
今回の対象展覧会は、現在、原美術館で開催中の『ウィリアム エグルストン パリ-京都』。1970年代にカラー写真の可能性を切り開いたアメリカのフォトグラファーの、日本の美術館では最初の個展として人気を博している展覧会です。カラフルな作風、作品の一部に京都という馴染みのある風景の写真があること、写真だけではなく一見小さい子供の落書きを思わせる素朴なドローイングもあることから、今回、対象として選ばせていただきました。
さて、イベント当日。一般のお客様が入場する前の時間帯での開催だったため、朝早い集合時間でしたが、ぞくぞくとベビーカーでお子さんを連れてきたパパ・ママが原美術館へ集まってきました!今回、原美術館さんには特別に、授乳ルームや荷物を置くスペースを用意していただきました。それらの注意事項を今回、ご尽力いただいた学芸員の方からご説明頂いた後、早速美術館の中へ。
美術館の中では、展覧会の担当学芸員の方から、展示自体のレクチャーがありました。3歳以下のちびっ子たちがたくさんいるので、もちろん、途中話したり、泣いたり、走りまわったりがありますけど、みんながお子さん持ちなので、そこはお互いにわかりあって、助け合って、という雰囲気。
10分ほどのレクチャーが終了した後は、自分たちのペースで館内を閲覧できる自由時間となりました。
疲れたら、休憩スペース、授乳スペースへ、気分転換をしたい時は中庭へ、と、お子さんたちとの時間を楽しむパパ・ママたち。

親子交流の姿も見られました。
アンケートによると、今回参加された方々は全て月に数回~数カ月に1回は美術館や劇場に足を運んでいたけれど、お子さんができてそれもなかなかできなくて……という人たちでした。
そういう親同士の共通の感覚もあったのかもしれませんね。

子供たちは子供たちで自由に楽しんでいました。
作品だけでなく、階段や、芝生や、石ころも大好きなんですね。

そんなこんなで、予定していたイベント時間1時間はあっという間に終了。最後はアンケートにもご協力いただきました。いろいろと不手際な部分もあったと思いますが……、終始、パパ・ママ・お子さん、そして運営スタッフの笑顔があふれるイベントでした!

今回のイベントを通じて、そしてアンケートを拝見しても、こういった気兼ねなく子供と美術館を楽しめる機会は多くの方に望まれているのだなあと実感しました。同時に、ご両親とお子さんの立場にたった細かいケアやさらによい企画内容が必要なこともわかりました。今回でたご意見や運営の中での反省点をふまえ、MCDNでは今後も同様の企画を行っていきたいと考えています。
最後になりましたが、今回は、原美術館の担当学芸員の方に、館内の調整、運営準備を含め、大変ご尽力いただきました。お忙しい中本企画をご快諾たいだき、終始「いいイベントにしましょう!」といろいろご提案・ご準備いただき、本当に感謝しております。
また、第一回ということもあり、不備なところもありましたが、助け合って積極的に楽しんでいただいた参加者の皆様もありがとうございました。
実は、他の美術館さんからも同様の企画をやりましょうというオファーがきていたりもしますので、もしかしたら、早晩第二弾が実施できるかもしれません! というか、実施できるべく、早速動いていく予定ですので、ご興味おありの方は引き続きMCDNサイトをチェックしていてくださいね。
今後も、いろいろ企画盛りだくさんのMCDNです!
*写真掲載については、美術館、参加者の皆さまから本ブログでの報告を目的として使用許諾を頂いております。転載不可。

