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登壇者プロフィール

荒川裕子(あらかわ・ゆうこ)/法政大学
東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期修了。専門は西洋美術史。ターナーをはじめとするイギリス・ロマン主義絵画、およびヴィクトリア朝の唯美主義を研究。2000年静岡文化芸術大学文化政策学部助教授、2005年より法政大学キャリアデザイン学部助教授、2008年より同学部教授。著書は『美術とジェンダー 交差する視線』『文学と絵画 唯美主義とは何か』『紀行画』など。大学では美学・美術史、文化組織マネジメント等を講じている。

岩渕潤子(いわぶち・じゅんこ)/Museum Career Development Network
カリフォルニア美術工芸大学卒業、同大大学院修了。ニューヨーク、ホイットニー 美術館に在籍後、フィレンツェ、ロンドンで研究活動を続ける。同時期に執筆、出版を開始し、著作多数。専門領域は美術館運営・管理研究、ミュージアム・インフォメーション・デザイン。2000年静岡文化芸術大学助教授、2004年慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構教授を経て、2009年4月より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。

浦上満(うらがみ・みつる)/浦上蒼穹堂
大学卒業後、古美術界の老舗<繭山龍泉堂>に入社、5年間の修行後、1979年に独立して日本橋三丁目に東洋古美術の専門美術商、<浦上蒼穹堂>を構える。屋号の「蒼穹堂」は作家の故立原正秋氏の命名で、今でも直筆の扁額が店に掲げられ、その由来は氏のエッセイにも著されている。中国、朝鮮半島、日本の古陶磁を主に取扱い、他に青銅器、漆器そして浮世絵(北斎)なども扱う。

瀬川律子(せがわ りつこ)/株式会社アートアンドパート
東京女子大学心理学科卒業後、ソニーのオーディオ商品企画室を経て、多摩美術大学修士課程芸術学科を修了。その後、白石コンテンポラリー・アートに入社、東高現代美術館、NICAF横浜、企業美術館の展覧会企画やプロデュース、美術記事の執筆などに携わる。1995年秋にアートアンドパートを設立。現在は、音声ガイドサービスを中心に、コンテンツの執筆、制作、運営にいたるまで、広く提供している。

★瀬川律子氏は急なご家族の事情により、26日の都合がつかなくなりましたので、下記、同社の宮本氏がパネリストを務められます。

宮本小琴(みやもと おこと)/株式会社アートアンドパート
学習院大学文学部哲学科の西洋美学美術史専攻大学卒業後、2年半イタリアで美術を学ぶ。帰国後、株式会社トータルメディアに入社し、指定管理者制度による呉の大和ミュージアムの運営を担当した後、事業縮小に伴い退社。その後、国立国際美術館学芸課の事務職を経て、2009年秋より(株)アートアンドパートに就職。現在は、アシスタント・プロデューサーとして、コンテンツ制作と運営を手がけている。

藤田総宣(ふじた・ふさのぶ)/有限会社フトン 
東京造形大学卒業後ににFUTONEを設立。在学中より企業のウェブサイト・グラフィックデザイン等を手掛ける。現在、ウェブサイト・インタラクティブメディア・グラフィックデザイン・プランニング等、広い視野で活動。デザインの過程をクライアントとデザイナーとの「コラボレーション」と捉えた制作手法が、シンプルかつストイックでありながらユニークさを備えたデザインを生み出している。

永田宙郷(ながた・おきさと)/株式会社イクス
福岡出身。金沢美術工芸大学卒。金沢21世紀美術館交流課、(株)t.c.k.wを経て現職。静岡、長野、石川など各地の伝統技術/素材を用いた事業や商品の開発ディレクションを行うと共に、(株)HIGHTIDEはじめ生活雑貨メーカーの商品プロデュースを行う。現在、事業開発、商品開発のノウハウを活かし国内の美術館のミュージアムグッズ開発事業に参画中。

牧野二郎(まきの・じろう)/牧野総合法律事務所 弁護士法人
東京生まれ。中央大学法学部卒業後、83年弁護士登録。山梨大学などで講師をするかたわら、財団法人インターネット協会評議委員、文書の電磁的保存等に関する検討委員会委員も務める。インターネットを通じて市民は成長し、自立すると考え、IT弁護士の異名を持つ。著書に「やりすぎが会社を滅ぼす!間違いだらけの個人情報保護」「個人情報保護はこう変わる-逆発想の情報セキュリティ」など。

三宅智之(みやけ・ともゆき)/株式会社内田洋行
上智大学経済学部経営学科卒業。同年、内田洋行入社。環境知能化への取り組みや、ITによる環境制御などの企画・開発を担当。09年春から拡張現実(AR)の事業化を推進。次世代ソリューション開発センターに所属。

山本純子(やまもと・じゅんこ)/株式会社アーツ・マーケティング 
慶応義塾大学美学美術史学専攻卒業。1997年より、ゲーム業界にてマーケティング、編集などに従事。特に2001年以降はオンライン・ゲーム業界にて、WEBという当時としては新しい手法を取り入れたマーケティング・宣伝や、海外との新規事業開発、会員向けWEBプロデュース等に携わる。2008年、それまでの経験と知識を舞台・美術分野で活かすために退職。アート・マネジメント分野の大学院で研究を始める一方、ITの力で芸術をより広めていくために、2009年株式会社アーツ・マーケティングを設立する。

*以上、敬称略。五十音順

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